今夜から実践!田中先生直伝!「最高の睡り」
ぐっすり眠れないけれど、この時期、「睡眠外来」にも行きづらいです。
セルフケアでも、良い眠りを得られますよ。まずは、「体温」と「光」を意識。
快眠のためには、
①脳が興奮してない
➁手足の血行がよく熱放散しやすい
➂深部体温が低下しやすいこと
つまり「頭寒足熱」が大切です。
パソコン、スマホなどのブルーライトは、脳を興奮させたり、「メラトニン」という睡眠ホルモンを抑制するので、寝る1時間前は照明を半分に落としたり、間接照明を活用。
逆に、朝の光や食事はリズム整えるのに効果的!
湯船に浸かりリラックス、体温も少し上げることで、その後の体温下降をスムースしますので快眠につながります。
バスタイムを上手に利用し、快眠スキンケアも可能に!
20分程度の短い昼寝は脳の疲労回復に効果的ですが、夕方以降の居眠りは、遅寝や睡眠悪化、睡眠不足につながりますので、極力避けましょう。
広島国際大学健康科学部心理学科教授 田中秀樹
山口県生まれ。広島大学大学院修了。博士。専門は睡眠学,精神生理学。睡眠改善インストラクター、睡眠健康指導士養成に従事。地域, 学校等で睡眠改善技術を指導。NHK『ガッテン」,「クローズアップ現代」「きょうの健康」等に出演。近著「ストレスチェック時代の睡眠・生活リズム改善実践マニュアル」(全日本病院出版会)等がある。